年間のタバコに掛かるお金

年々タバコにかかる税金の割合が大きくなり、今のタバコは20本入りで400円から500円辺りの物が多くなりました。
はたして1年間にかかるタバコ代はいくらになるのでしょうか。
一日に一箱420円のタバコを吸うと仮定すると、年間では420円かける365日で15万3300円になります。
この金額を煙に変えて、しかもそれと同時に健康を害しています。
そのために将来かかる医療費を考えたら莫大な金額が煙になって消えていってしまっているのです。

今、禁煙外来を受診して薬に助けてもらって禁煙をする方法があります。
少し前までは保険適応ではなかったのですが、タバコがやめられないのはニコチン依存症という病気だという事で
保険診療が受けられるようになりました。
これには賛否両論あるのですが、今回はそこには触れない事にします。
その禁煙外来で主に使われている薬にチャンピックスがあります。
そのチャンピックスで禁煙すると一体いくらかかるのでしょうか。

病院で診察を受けると、診察料・ニコチン依存症管理料・処方箋料などがかかります。
また薬局にその病院で発行された処方箋を持っていくと、薬剤料以外に調剤料・指導料・管理料などもかかります。
チャンピックスを使った禁煙治療期間を12週間とすると、3割負担の保険適応だとおよそ2万円程度になります。
保険が適応されなかった頃は6万円以上かかっていました。
タバコを止めるだけなのに、2万円もかかるなんで高いと思う方も多いでしょう。
しかし、冒頭で述べたように年間のタバコ代は毎日1箱吸う人で15万円を超えているのです

しかもそれを何年もと考えると車が買える金額です。
だとしたら2万円でタバコが止められて、無駄な出費を抑えられ、健康が手に入ると考えるとかなり安い事がわかります。
年間のタバコに掛かるお金、生涯のタバコにかかるお金を一度考えてみましょう。

チャンピックスは脳内をコントロールする

チャンピックスが何故禁煙に効果があるかというと、脳内をコントロールするからです。
タバコを吸う人は味が好きで度々喫煙するのではなく、タバコを吸うことでリラックスできたり気分が良くなるために喫煙を続けているのです。これはタバコに含まれているニコチンが脳の中に作用してドーパミンという快感物質を放出するためです。ドーパミンの量が減ると、再び快感が得たくなるのでタバコを吸ってしまいます。
ドーパミンによる快感が得られなくなるとイライラしてきたり、気持ちが落ち込むなど様々な症状が出てくるため禁煙は難しいのです。特に長年喫煙を続けていると禁煙がかなり難しくなります。
チャンピックスはニコチンと同じような作用を脳に与える事で、脳内をコントロールしてタバコを吸わなくても禁断症状を起こさないようにします。またタバコを吸ってしまってもニコチンがドーパミンを放出するのを防ぐため、タバコを吸っても快感を得られなくします。
タバコを吸わなくても気持ちが落ち着いた状態が続く上、吸っても満足が得られなくなるのでタバコを吸いたいという気持ちが自然に薄くなっていきます。そのため無理なく禁煙に成功できるようになります。
チャンピックスによる治療は禁煙外来などがあるクリニックで受ける事ができます。治療初回で治療をやめた人では禁煙に成功している人は10%に満たないのですが、12週間治療を受けた人ではおよそ50%の人が禁煙に成功しています。これは禁煙をするのは脳内をコントロールして、タバコに対する欲求を減らす事が禁煙には効果的だからです。
タバコは体に害を与え様々な病気のリスクを高めることから、治療を受ける際ニコチン依存症と診断を受ければ保険適応で治療を受けることもできます。